この世界の(さらにいくつもの)片隅に

イベント情報

2019.12.11

スペシャルライブ付特別試写会レポート

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の公開が来週末20日(金)に迫ってまいりました。
公開に先駆け、12/9(月)にスペシャルライブ付き特別試写会を実施。女優のんさん、シンガーソングライターのコトリンゴさんが出席しました。

スペシャルライブでは、コトリンゴさんが劇中曲『試験栽培』『悲しくてやりきれない』の2曲をサックス奏者・副田整歩氏とアレンジ披露。「会場のみなさんと一緒にライブを楽しみに来たと言っても過言ではないです」と誰よりもこの日を待ち望んでいたのんさんは、楽曲に酔いしれて「最高でした!何度も鳥肌が立って、今日は来て良かったと…。みなさんと一緒に余韻に浸ってこのまま本編を観たいくらいです」と感激。コトリンゴさんも「3年前に歌った時よりも落ち着いてできました。作品と曲たちと3年間一緒に歩いている感じがしました」とシミジミしていました。

今回の特別編にのんさんは「3年前の収録時に監督が特別編を作ると言っていて、すぐに収録かな?と思ったら、なかなか決まらず。なくなったのかなぁ?と思ったら、本当に決まったので嬉しくて。このシーンもあのシーンも広がるんだぁというのが嬉しかった」と喜色満面。コトリンゴさんは「ここまで3年がかかって、監督さんがまだ作っていらして…。12月20日の劇場公開が本当に楽しみ」と目下制作中の作品の完成に期待を込めていました。

今回のアフレコ収録について、のんさんは「2日目の収録時に、細谷佳正さんのパートを終えた監督から『(細谷さんが)新しい球を投げていますよ!』と脅しを受けて…。気合を入れてね!みたいな感じで言われました」と笑わせつつ「前作と違うセリフの響きがあったり、前作と同じシーンでも違う意味合いになっていたり。凄い作品になっています」と特別編の完成に胸を張りました。また、「すずさんの感情が描かれているシーンが新たに加わって、こういう事だったんだ!とハッとする場面があったり、感情が渦巻いていることにも驚きがありました」と『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』ならではの見どころをアピール。コトリンゴさんも「前作は戦争時の日常を描いている印象が強かったけれど、今回は心の交流がクローズアップされていて、作品のより深いところまで一緒に入って感じることができる」と作品の深みの変化を強調しました。

最後にのんさんは、劇場公開に向けて「30分強の新たなシーンが加わり、前作の映像と新しい映像が混ざり合って、新たな作品が生れました!」と喜色満面で報告していました。

“続編”でも“完全版”でもない「新作」『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』 まもなく劇場公開です。 ぜひ劇場でご覧ください。

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